PROFILE

新海 宙(しんかい そら)

アラサー理学療法士、兼ブロガーの新海 宙です。

新海 宙という名前は本名じゃありませんw。

「君の名は」で一躍有名になった、新海 誠監督のファンというのが1つの理由です。

秒速5センチメートルの頃からのファンです。

あと宝塚が好きなので、宙組から拝借して、この名前になりました。

 

アラサーの理学療法士というのは、本当です。

理学療法士として働くかたわら、ブログでも収入を得ています。

家族構成は、妻、娘との3人暮らしです。

 

このブログは、「開業失敗PTの逆襲」というタイトルですが、私は整体開業をして失敗した過去があります。

整体を開業するまでは理学療法士として働いており、急性期で4年ほど、回復期も4年の経験がありました。

一念発起して整体院を開業しましたが、わずか1年足らずで廃業することとなりました。

独立するにあたって、覚悟が足りなかったのか。

あるいは、マーケティングの勉強不足だったのか。

単純に、整体というビジネスが厳しすぎたのか。

開業から廃業までのわずか1年のあいだにどんなことがあったのか。

このブログを訪れたあなたは、興味があるのではないでしょうか。

そしてあなたは、整体などでの開業を考えているのかもしれません。

 

私が開業したのは、

  • 理学療法士の給料では、家族を養っていけない。
  • 理学療法士の封建的な体制に疲れた
  • 自由に働きたい

というのが、おもな理由です。

理学療法士の給料は年々、下がり続けています。

それは、毎年1万人有資格者が増加しているために、希少性が薄れていることや、医療、介護保険の報酬が低下しているために起こっている現象です。

この辺りのことは、多くの方が盛んに言われている通りだと思います。

 

話は変わりますが、私の卒業したPTの養成校は公立の大学でした。

私が理学療法士の学校を受験するときには、理学療法士は人気の職業で、倍率もそれなりにありました。

まして、公立の大学ともなれば、学費が安いこともあってかなりの倍率でした。

自分で言うのもなんですが、勉強はそこそこできたので現役で合格しています。

そこそこの国立大学や有名私立大学にも合格できる学力があったと思います。

それにもかかわらず理学療法士を選んだのは、

  • 安定してそこそこの給料が得られそうだった
  • 医療の仕事は残業が少なそう
  • 運動のことを語れてカッコ良さそう

というものでした。

今から考えると、下心が満載で喝を入れてやりたい気持ちです笑。

当時は高校生でしたので、勘弁してやってください。

ともあれ当時はこんな風に思い、大学に入学し、それなりにちゃんと勉強して留年することなく資格を得ました。

 

就職してから3年目くらいまでは、ひたすら研修会に通っていました。

学んだことが患者さんに生かせるのが嬉しくて、貯金することもほとんどなく、給料はほとんど研修会に使っていました。

それだけ必死に勉強していると、3年経つころにはそれなりの理学療法士になりました。

 

しかし、この頃から少しづつ不安も大きくなってきました。

そのきっかけは結婚を考え始めたからでした。

妻は、特別な資格を持っていません。

もし将来子供が生まれて、共働きになったとしても、妻が稼いでくるのは年間でせいぜい150万円程度。

当時の私の年収が手取りで300万円ちょっとでしたから、夫婦合わせても年収500万円に届かない計算でした。

「昇給がない。」

「一生懸命に頑張っても貯金がほとんどできない。」

「たまには旅行もしたい。」

「家族を養える?」

「子供を育てられるの?」

「老後はどうする?」

「幸せな家庭が築けるの?」

こんな不安でいっぱいになりました。

 

そこで考えついたのが、公務員になることでした。

公務員なら確実に給料が上がっていくし、退職金もたくさんもらえるだろうと思ったのです。

思い立ったら行動は早く、インターネットなどで公立病院の採用情報をチェックしつつ、
公務員試験の教材も5万円かけて購入し、仕事に行く前や、帰ってきてから必死に勉強しました。

幸い勉強はそこそこできたので、みごと翌年には公立病院に就職することができました。

 

ところで、公務員の昇給額をご存知でしょうか。

毎年、基本給が約5,000円ずつ上がります。

民間の病院に務めるPTからすると「鼻血もの」です。

民間の病院では昇給が2,000~3,000円あれば御の字で、500円とか昇給なしというところもありました。

それが毎年、毎年です。

30年も続けば月々の手取り額で、数十万円の差になります。

 

公務員試験に合格したとき、「ようやくこれで自分も安泰だ!」

と、思いました。

安心して結婚の準備も進めることができました。

 

 

しかし、私が公立病院に就職してから1、2年の間で状況は目まぐるしく変わっていきました。

実は、就職した病院は経営不振の病院でした。

私が就職したときは、病院の大きな転換期だったらしく、

赤字経営が続いており、独立行政法人化が目前に迫っていました。

公立病院ですから、赤字が出ても市の予算で補填されるので、私たちの給料や昇給が減額されるということはありませんでした。

 

ですが、そこで疑問が思い浮かびます。

国の財政がひっ迫している中で保険点数は下げられる。

理学療法士はどんどん増える。

その中で30年40年先に、同じような待遇で働けるのか?

独立行政法人化すれば、赤字だと昇給が減らされるんじゃないか?

新卒の理学療法士並みの給料で働くようになるんじゃないか?

赤字の病院じゃ退職金はないんじゃないか?

私は、また頭を抱えました。

 

それに加えて、公立病院というのは、人の入れ替わりが少なく風通しが悪いのです。

すると、人間関係もギスギスしやすいです。

事実、いじめまがいのようなこともありましたし、変なことでネチネチ責めてくる意地の悪い上司もいました。

そのせいか、うつ病などで休職している人も多かったです。

また、年配のセラピストはあまり働かず、業務時間にネットサーフィンをしたり、健康のため?に体操をしていたりするありさまでした。

 

そこで、私は思いました。

働かない上司の給料を稼いでいるようで嫌だ(働かない上司は年収700万オーバー、自分は400万弱)。

それなのにネチネチ言われるのは嫌だ。

ここにいたらセラピストとしてのやる気がなくなってしまう。

それどころか、自分もうつ病になりそうだ。

そして、こう考えました。

「そうだ、開業しよう!」

そうだ、京都へ行こう並みの軽いノリに聞こえるかもしれません。

突拍子もないように感じるかもしれません。

でも、私は本気でした。

開業しようと思い立ったのは、当時がセラピストの開業ブームだったということも1つの要因だと思います。

知っている人は知っているかもしれませんが、当時はIRAという研修会が一世風靡していました。

その研修会の主催者が元作業療法士で、整体をしていたことから、それに憧れて?開業する人が多くいました。

事実、私と同時期に開業した人を10名程度知っていますが、みんな少なからず、この研修会の影響を受けていました。

開業すると決めてからは、治療技術のセミナーというよりも、マーケティングの勉強を中心にするようになりました。

これは開業するには必須の勉強でしたから、この時の選択は間違っていなかったと思います。

 

開業すると決めてから2年ほどで開業しましたが、冒頭でもお伝えした通り結局1年足らずで廃業することとなりました。

結論から言うと、

「開業しなくてもよかった」

と思います。

 

もちろん志が高く、自分の技術が整体という形で発揮しやすいのであれば、開業という選択肢はあって良いと思います。

私の場合は、最初から高い志があったわけではなく、お金のこと、人間関係のことが開業する大きな理由となっていました。

開業の前後、最中でさまざまなビジネスを学ぶなかで、収入を増やして、安定した生活をするためには、サラリーマン理学療法士でもできることはたくさんあると気付きました。

 

今わたしは、理学療法士として給料、人間関係において納得して働くことができています。

サラリーマン理学療法士としても、そういう環境は探せばあります。

そして、ここからが大切なのですが、

今わたしはブロガーとして、理学療法士の初任給程度のお金を稼ぐことができています。

その他にも、手がたい資産運用やちょっとした工夫で、月に数万円を浮かすこともできています。

そのおかげで、妻は専業主婦をして、まだ小さい子どもを見てもらうことができています。

もちろん、専業主婦がよいとか共働きが悪いとか言っているのではありません。

大切なのは、お金のことで夫婦喧嘩をしたり、苦しい思いをしないということ、

そして、選択できるということです。

  • 1馬力で家族を養うこともできるし、共働きをしてしっかり貯金をすることもできる
  • 旅行に行くこともできるし、近くの公園で遊ぶこともできる
  • 外食することもできるし、妻の美味しい手料理を食べることもできる

選択できることが、心の余裕を生み出し、豊かな生活につながると思っています。

 

このように心に余裕を持つために、良い職場を見つけるための転職や、副業のこと、資産運用のことを教えてくれる人は、私が開業した当時はいませんでした。

最初からこの方法がわかっていれば、私は開業しなかったかもしれません。

 

ここまで文章を読んでいただいた方には、わかっていただけるのではないかと思いますが、私が歩いて来た道はかなりしんどかったです。

イバラで流血しまくりましたw。

あとから続く方には、むやみな苦労はしてほしくないと思っています。

それは、今わたしがとても幸せに暮らしているからこそ言えることです。

先行きの暗い理学療法士になって、開業までの辛い道のり、整体での辛い経験をして、唯一良かったと思えるのは、今の状況を手に入れることができたことです。

そう考えれば、今までのことがオールOKに思えてきます。

もしあなたが、整体開業を考えているのであれば、まずは私のお金や人間関係への対処法、考え方を知っていただければと思います。

開業するも、しないも、それからで良いのではないでしょうか。

私の考えを知ることで、きっと損はしないはずです。

それが、ここまで読んでいただいたあなたへ伝えたいことです。

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