理学療法士 作業療法士 開業 独立 年収

理学療法士,作業療法士の開業,独立で年収は?経験者が語ってみる

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僕は以前、病院で理学療法士として働いていましたが、独立し整体院を開業したことがあります。

それはたった1年間のことでした。

今は整体院を廃業し、再び理学療法士として働いています。

失敗して悔しい気持ちもありますが、自分が続けられるフィールドでもなかったなと思っています。

だから、もう一度整体をやりたいとは思いません。

僕が整体を続けられなかったのは、利益が出なかったからではなく、整体に来てくるお客さんの期待にこたえられなかったからです。

わかりやすく言うと、「治せなかった」のです。

理学療法士として働いているときには、それなりに徒手療法に自信がありましたが、整体ではお客さんが期待しているような成果を出すことができませんでした。

整体なので、保険は使えず、1回5,000円くらいの金額でみていました。

整体の仕事は基本的にリピートが取れなければ、やっていけません。

ただ、リピートが取れるかどうかは治療技術というよりも、しゃべりのうまさの方が影響すると思います。

僕はわりと器用な方で、そういうしゃべりもやればできました。

だいたい4割くらいの方が、6回くらいはリピートしてくれていました。

1回5,000円で6回リピートすれば、3万円です。

しっかりと治すことができれば、3万円も安いものと思えるかもしれないです。

しかし、治せないと3万円ももらって申し訳ないと感じるようになります。

でも、こっちも生活があるし、そうそう返金なんてしようとは思わないです。

そもそもお金返してってのは言われたことないですし。

でも、だんだん悪いなぁって気持ちがたまってくるんですよね。

で、耐えきれなくてやめちゃいました。

せっかく独立開業したのにね。

 

この記事でお伝えしたいことは、整体で開業すべき人と、やめたほうがいい人の基準についてです。

1年間だけですが整体をやってきて、僕のことをすごく頼りにしてくれる人もいました。

しっかりした技術のある人が本気でやれば、それだけ人のためになる職業だと思います。

けれど、やめてしまったこともまた事実。

安易に開業して、大切な時間とお金を使ってしまうような人を救いたいとも思っています。

 

整体での独立、開業についてネットで調べると、上位表示されているサイトはどれも、整体経験のない人が書いたものばかりです。

理屈や理論をこねくりまわして、できるとかできないとか話していても仕方がありません。

経験のある僕が、実際のところの整体院経営がどういうものなのかについて語ろうと思います。

イメージしやすいように、かかった費用などを数字を用いながら具体的に解説します。

そして、タイトルにもある通り年収についてもお伝えしていきます。

もう先に言っちゃうと、僕は正確には11ヶ月くらいしか整体やってないですが、その間の売り上げは約510万円でした。

一番稼げた月が約80万円、一番稼げなかった月が約30万円です。

かなり幅がありますが、一番稼げなかった月は開業初月です。

軌道に乗るまでは4か月位かかりました。

開業を検討されている方は、こういった軌道に乗るまでどのくらいお金がかかるかということも知って、参考にしていただければと思います。

やめちゃってはいますが、整体をしていた約1年間は全力で駆け抜けていました。

ですから、普通の理学療法士が整体を本気でやると、こんな感じになるというイメージは湧きやすいと思います。

年収がどのくらいで、経費がどのくらいかかるか、生活はどんな感じになるか、参考に読んでみてください。

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理学療法士が開業すると年収はこんな感じになる

冒頭でもすでにお伝えしましたが、僕が11ヶ月間整体をしていたときの売り上げは約510万円でした。

開業して最初の月はお客さんはあんまり来ません。

「絶対行きますから!」って言ってた人は、絶対来ないって開業前に聞いていましたが、本当に来ませんでした。

みんなあきれるほどに適当ですw。

まぁここは期待してなかったんで、ダメージはありませんでした。

でも1人だけ、病院勤務していたときに外来で担当していた人が来てくれましたねぇ。

その方は2回くらい来てくれましたが、それっきりです。

病院と整体じゃ、かかるお金のケタ違いですからね。

健康に意識が高い人か、本当に困っている人しか来ません。

病院に来ている人は、安く行けるから続けているか、あるいは整体なんて信用しないと思っている人たちです。

そもそも客層が違うので、病院で見ていた人はほぼ来ないと思っておいてください。

 

そうすると、最初はゼロから集客しないといけません。

そうなると当然、最初は新規の方ばかりで売り上げは伸びません。

ちなみに整体1回の料金は5,000円でしたが、初回は2,000円の割引価格にしていました。

まずは最初の1回来てもらって、よければ続けてもらおうという作戦です。

元理学療法士がやってる整体の売り方としては、初回の料金を下げてるところが多いと思います。

しかし、なかには逆に最初は初診料をとって、高くしているところありますよね。

あの売り方はしたことないんで、どうなのかわかりません。

新規客は当然減るでしょうけど、そうまでしてきた人の方が長く続けてくれやすいのかな。

そこのところは、いろいろなマーケティング手法があるということで。

僕的には、初心者は初回割引にすることをおすすめします。

 

ともあれ、初回は単価が低い、あんまりお客さんも来ないで、初月の売り上げは約30万円にとどまりました。

しかし、チラシを撒いたり、ホームページをしっかり作ったりして、地道に集客をしていきました。

すると、2か月後には40万円を売り上げ、3か月後には50万円を売り上げ、4か月後には60万円を売り上げました。

ここはトントン拍子で伸びていった感じです。

売り上げが60万円までくると、経費を引いても病院勤務のときよりも少しいいくらいの手取りが残ります。

その後も売り上げは伸び続け、5か月後には70万円、半年後には80万円を売り上げるまでになりました。

なんかここまで書いたのを見ると、うまくいってる人の話みたいですねw。

ですが僕、開業に失敗してます。

この80万円の売り上げを最高額にして、その5か月後には廃業することになります。

何があったかというと、

モチベーションが保てなくなったのです。燃え尽きました。

この辺はまた後のところで詳しく書いていきます。

まずは、お金の話のところをもう少し掘り下げてみましょう。

お金が稼げないと、いくら良いものを提供していても長続きしませんからね。

自分が良い治療を提供できている自信があるなら、絶対に多くの収益を上げて、整体院を長続きさせないといけません。

それが目の前のお客さんのため、社会のためになります。

では、まずは1回の単価の話をしてみましょう。

僕のところは1回,約5,000円でした。

僕の住んでいる地域の整体の単価は4,000円くらいが相場だったので、地域的には少し高めの設定です。

理学療法士がやっている整体院では、1回,7,000円とか8,000円というところもあると思います。

結構高いですよね。

でもこれ正解です。

1人で整体をやっていると、1日にみれる人数って限られます。

単価が安いとどうしてもたくさんの予約を詰め込んでしまい、体がもたなくなってきます。

僕が月に80万円売り上げたとき、1日最高で10件の予約が入っていたときがあります。

1人あたり、1時間の枠でやっていましたから、10時間くらいぶっ続けで整体してました。

正直、死ぬかと思いましたよ。

僕のやった感覚では、1日にみる人数が5~6件を超えてくると整体の質が下がります。

仮に1日5件で、月に21日営業したとすると、80万円売り上げるには、

80万円÷21日÷5件=0.76万円

つまり、7,600円の単価が必要となります。

もし初回割引をするなら、8,000円くらいの単価にしておいた方がいいでしょう。

あなたの技術は、1回,8,000円の価値がありますか?

それに見合うものがあると思うなら、整体開業するのもアリでしょう。

 

整体開業にかかる経費はこのくらい

次は、経費の話です。

月に80万円売り上げたら年収960万円で、あとちょっとで一千万円プレーヤーじゃん!

なんて馬鹿なこと考えてはいけません。

経費がかかりますからね。

ここでは、実際に80万円売り上げたときにかかった経費について解説します。

もしあなたが整体開業を検討しているなら、経費がどれくらいかかるのかは事前に計算しておかなければなりません。

じゃないと、いくら頑張っても「あれ、あんなに働いたのに通帳にお金がない」なんてことになりかねません。

 

整体経営で一番お金がかかるのは、広告費

もちろん、経営が軌道に乗って口コミで新規客が来るようになることが一番ですが、そうなるまで最初は必ず広告費が必要です。

看板出してりゃ新規が来るなんて甘いこと考えてたら、半年で廃業ですよ。

最初からガッツリ広告費をかけるようにしましょう。

ちなみに僕が整体で80万円を売り上げたときに、かかった広告費は約16万円でした。

  • 新聞折込チラシ:8万円
  • ネット集客:6万円
  • クーポン誌:2万円

簡単に言うとこんな感じです。

僕の住んでいた地域の集客は楽なものでした。

とりあえず新聞の折り込み広告を1000枚くらい入れておけば、1件くらい電話がかかってきましたから。

集客がたいへんな地域にお店をかまえた人は、1万枚まいても2~3件ということもあるようです。

ちなみに僕の地域では新聞折り込み1枚につき3円かかりました。

それから、両面カラーのチラシを作るのに2円くらいかかります。

1枚あたり合計5円で新聞に織り込むことができます。

新聞折り込みの費用を浮かそうと思ったら、自分でチラシをまくことです。

僕も開業当初はやってました。

時間もあったので、整体が休みの日に1日10時間くらいまいたこともあります。

1時間まき続けて、120件くらいにポスティングできました。

時間あたりでどのくらいチラシがまけれるかは、その地域によります。

一戸建てが多いところならやっぱり時間はかかるし、マンションなら短時間でまけます。

まぁ平均すると、120件くらいでした。

結構しんどいですよ。犬とか吠えられるしw。

郵便屋さんの苦労がわかったときでしたね。

あと大事なのが、いくらかけて集客できたかということを計算すること。

僕の例で言えば、新聞折り込み1,000枚で1人の集客でしたから、折り込みにかかる経費が5,000円で1人集客できる計算です。

ということは、この折り込みチラシから来た人が5,000円以上使ってくれなかったら、赤字です。

初回は割引の2,000円で提供していましたから、最低でも2回は来てくれないと赤字です。

うちは2回目のリピート率が70%くらいでしたから、まぁまぁじゃないですかね。

と、整体を経営するとこんな計算もしないといけません。

どんぶり勘定でやっていたら、すぐに破綻しますよ。

チラシについてはそんな感じで、次はネット集客です。

 

ネット集客は今から考えるとバカなことしたな〜って感じです。

ホームページなんて今なら自分の力で簡単につくれます。

当時は何の知識もなく、PPC?SEO?なにそれおいしいの状態でしたw。

業者に30万円払ってホームページ作ってもらって、そして毎月6万円くらいPPCというネット上に出す広告や、検索したときの順位を上げるために払っていました。

今思えば、チラシでしっかり集客できるんだから、そんなにホームページを充実させなくてもよかったです。

そんなに新規集客しても1人じゃみれる人数も限られるし。

だから1日10人も予約入れて死にそうになるんですよねw。

あとから考えればそうなんですけど、当時は予約を入れることに必死だったんです。

もし整体開業を考えているんなら、ホームページくらいは自分で作れるようになっておいたほうがいいですよ。

慣れれば2〜3日でそれなりのものが作れますから。

ぜんぜん難しくないですよ。本当に。

 

それから、クーポン誌も必要ありませんでしたね。

新規が増えすぎてもさばけないってのもありますが、僕のいた地域ではクーポン誌はハズレでした。

掲載料とプラマイゼロになるくらいで、掲載料を払うために整体やってんのかって感じでした。

けど、半年契約だったんですよねこれ。

もったいないことしましたね。

この話からもわかるように、どの媒体を使うとコストパフォーマンスに優れているか考えて、広告費を使う必要があります。

まぁこれは自分が整体をする地域で、実際に集客してみないとわからないことです。

そういった意味で最初のうちは広告費がかなりかかりますから、開業当初はほとんど収入にはならないと思って、ある程度は貯金してから始めた方が良いでしょう。

具体的には、半年分の生活費と広告費がまかなえるくらいの貯金額です。

月20万円で生活できて、広告費を15万円くらいかけるなら、

35万円×6=210万円くらいあると安心です。

 

ちょっと長くなりましたが、広告費についてはざっとこんな感じです。

とにかく、広告費は大事だけど、必要なところに必要なだけかければいいという感じです。

予約が入りすぎても対応しきれないですからね。

そのためには、どのくらいのお金を稼ぎたいか目標を決めてやることが大切です。

月60万なら、60万で、そのためにはいくらぐらい広告費が必要か手元に残るお金はこのくらいになるけど、それで生活していけるか?満足か?

そのへんのこと、自分はいくらのお金が必要なのかってまずは考えましょう。

それと、経費はもちろん広告費以外にもかかりますので、続けて書いていきます。

 

その他の経費

その他の経費は以下のとおりです。

  • 場所代
  • 税理士の顧問料
  • 電気代
  • 雑費

理学療法士で開業している人はアパートを借りてやっている人が多いですね。

アパートでも、もちろんできなくはないですが、あんまりおすすめしません。

だって、アパートでやってる整体って怖いじゃないですか。

行きたいですか?アパートでやってる整体。

僕は行きたくないですね。

ゴッドハンド級の技術があるのなら穴場的な感じでいいかもしれませんが、普通の能力しかないんなら、ちゃんとしたとこ借りた方がいいと思います。

それか、もう一生の仕事ととして決めてるんなら、自宅の一部を整体室にするとかはアリだと思います。

もちろん玄関は住居スペースとは別にして、整体室のところは家っぽい雰囲気はなくしてやった方がいいですけど、そんなお店ならアパートみたいな怖さがないですから行ってもいいかなって思います。

で、店舗を借りるとなるとたぶん10万円はかかりますかね。

でも、なるべく安いとこにしましょう。

固定費はかけたくないですからね。

安いと不便なところになるかもしれませんが、不便でもいいです。

駐車場さえあればいいですから。

ただ不便で、なおかつ説明しにくいところはダメです。

電話で「どこですか?」って聞かれて、「〇〇小学校のすぐ隣りです。」

とか、何かみんなが知っているような目印で答えられる感じのところならOKでしょう。

地元の人がみんな知っているところが近くにあるといいですね。

場所に関してはこんなところです。

ちなみに、僕の整体院は知り合いが使ってない小屋みたいなところを貸してくれて、そこを簡単にリフォームしてやっていました。

使ってないところだからって0円で使わせてもらえました。

もちろんお中元、お歳暮はしっかりしましたよ。

 

次は税理士さんについてですが、絶対に雇っておいた方がいいですよ。

僕は月1万円くらいで引き受けてもらえましたが、だいたいこのくらいの料金です。

1万円だけで、売り上げと、かかった経費だけ伝えれば、あとは確定申告とかめんどくさいこと全部やってくれます。

自営業ってただでさえ忙しいですからね。

税金関係のことって重要だけど、めんどくさいじゃないですか。

そういうことをお願いできるのは、すごく助かります。

これはケチらない方がいいと思います。

 

あとは、電気代とか消耗品の買い足しとかで合わせて3万円くらいですかね〜。

広告費16万円+税理士1万円+雑費3万円=20万円

ここからさらに稼いだ額に応じて、所得税も支払います。

税理士さん雇っていたら、このへんもうまくやってくれて、法律の範囲内で所得税が低くなる工夫をいろいろしてくれます。

ざっと、うちの経費はこんなもんでした。

 

経費じゃないけど・・・

これは経費とは言えませんが、自営業だと年金や健康保険は自分で納めなければいけません。

当たり前ですね。

いくら開業したてで余裕がなくても、ここは必ず払いましょう。

国民年金と国民健康保険合わせて、5万円くらいですかね。独身で。

家族がいるとまたちょっと変わってきます。

僕、整体やってるときは子どもはまだいませんでしたし、妻も仕事をしていたので家族がいる場合の支払額はよくわかりません。

あと、年金はサラリーマンだと会社が自分の支払った額と同じ額を収めてくれています。

つまり、国民年金だけだと将来もらえる年金がサラリーマンよりかなり少なくなります。

だから個人年金で1〜2万円はかけておいたほうがいいでしょう。

サラリーマンって恵まれているんですよ。

 

整体の経費と社会保険料合わせると、月に25万円は支払いが発生します(とりあえず個人年金は置いときます)。

普通に病院勤めのときの月収ぐらいですね。

どひゃーって感じですか?

でもこれは実際に僕が支払っていた額です。

売り上げの80万円から25万円を引くと、手元に残る額は55万円程度です。

まぁこれでも、病院勤務でサラリーマンやってるときよりも良い額だと思います。

この収入があれば、家族が生活していくには十分ですよね。

それに今ならもっとうまく経営していく自身はあります。

手元に残る金額をもう10万円は多くできるでしょう。

でも、整体はもうやりません。

なんでもうやらないか。以下に書いていきます。

次は、僕がどんな思いを持って開業して、どうやってやる気をなくしてしまったかお伝えしていきます。

 

僕が独立した理由とやる気をなくした理由

病院勤務をしていて辛かったのが、寝たきりの患者さんのリハをすることでした。

意識があるのか、ないのかわからない状態で、栄養は胃ろうから入ってきて、オムツは人に替えてもらって、ただ時間が過ぎていく。

その時間は、その人の人生にとって一体何の意味があるのだろうかって思っていました。

それで、そんな状態になる人を減らしたいと思っていました。

でも、そういう状態になってからではもう遅い。

人はいつか死ぬものだから、そのときまでなるべく健康でいられれば、こんな寝たきりで苦しむことがなくなるかもしれない。

そういう苦しむ人がいなくならなくても、その期間を短くすることはできるだろう。

そのためには、健康寿命を延ばすことが大切だ。

病院にいては、健康寿命を延ばすような関わりはできない。

じゃあいっそ、整体を始めてそこに関わっていこう。

といった思いを持って開業しました。

自分なりに真面目に考えた結果が、整体開業でした。

 

ところが開業して、わずか1年で廃業してしまいます。

それは何かひとつのことをきっかけにしてやる気がなくなったというよりは、いろいろなことが重なり合って、ついに続ける気力がなくなったという感じです。

でも、何か1つやる気をなくしたきっかけをあげろと言われたら、この1つ印象的な出来事が思い浮かびます。

ある女性のお客さんのエピソードです。

その方は40代の女性で、物静かなオバさんといった印象の方でした。

家族関係、特に実の母親との関係にもつれがあってストレスがたまり、体の調子を悪くしていました。

病院ではストレスからくる自律神経失調症と診断されていたようですが、病院の先生もサジを投げている状態で、通院しても薬が出るだけで、その人の症状は一向に良くなりませんでした。

チラシをきっかけにうちの整体のことを知って、来院されました。

私は、そのとき持っていた知識と技術をもって全力でその方に対応しました。

しかし、何回も通院してもらっても、一向に症状は良くなりませんでした。

結局、私の心が折れてしまって、「うちではよくできそうないので、ここで1度終わりにしましょう」と伝えました。

このときに僕は思いました。

お金をもらって、何もよくできないって、ただの詐欺なんじゃないか?と。

相手は結果を求めてきているのに、その結果が出せない。

そんな程度の自分が整体をやる資格があるのか?

こんな風に感じました。

このエピソードだけが整体を辞めた理由ではありませんが、1つの大きな出来事でした。

整体の仕事は小手先の技術だけではどうにもならない、人間力が試される仕事だと思います。

今でもあのお客さんのことを思い出すことがあります。

整体をすることには、それだけ責任が伴います。

しっかりとした自分の心がまえと、それに見合う技術がある人だけが始めるようにした方が良いでしょう。

 

整体をやめるまでには多くの葛藤がありました。

僕自身、何も適当に整体を始めたわけではありませんでしたから。

そこで、すでに整体師として活躍している元理学療法士の人にも、いろいろとアドバイスを求めていきました。

僕はうまくいってる人に「どうやっても治せない人がいます。どうされていますか?」と相談しました。

すると、「私も治せない人いましたよ。今までに1人くらいですけど」と。

「オレは1人どころじゃねー!」って心の中で叫びましたね。

 

そのほかにも、10分、20分くらいでバーっとみて、ちょちょとやれば治りますよ。

と、訳のわからないことを言ってる人もいましたが、その人本当に治すんですよね。

僕の困ってた症例を相談しても、実際にみてもないのに、その人はたぶんこれをするといいですねって言われて、後日実際にやってみたら、そのときは本当に症状がとれたりしました。

そういう世界もあるんです。

そういう人と対面するにつれて、僕が整体するよりもこの人にみてもらった方が、お客さんのためになるなって思ったんですね。

じゃあ僕が整体する意味って何?って。

 

僕が思うに、開業すべき人はこういう病院の理学療法士からはちょっと外れた技術とか知識を持っている人だと思います。

ぎっくり腰の人がもし来たら、普通の理学療法士なら「レッドフラッグ、絶対安静」しか思わないじゃないですか。

でも、いろいろできるすごい人は治しちゃったりするんですよね。

あと、鍼灸の人とかもすごいなって思いました。

東洋医学って治せるんだって。

民間療法とされてるものって、けっこう効果があったりします。

そういうことを勉強してから開業すべきじゃないかなぁって思います。

 

病院勤務で将来的にお金の不安があって、整体での独立開業を考えている方は、お金を稼ぐだけなら別の方法もありますよ。

具体的にはこちらの記事で書いていますので、ご参照ください。

参照)理学療法士で年収500~600万円は転職,副業すれば余裕で可能!

 

まとめ

実際、整体の仕事はやればできるものです。

正直、それなりに口が上手くて、最低限マッサージくらいできれば病院勤務のときより稼げます。

でも、整体の仕事は稼ぎだけが目当てでやるべきではないです。

それだけ責任があるし、期待されている仕事です。

ただ、その技術があるのに、整体じゃやっていけないという記事だけを読んで、諦めてしまうのはもったいないです。

事実、年収1000万以上稼いで、たくさんのお客さんから感謝されている元理学療法士で整体師の人を多く知っています。

しっかりした技術があって、やる理由が明確な人はぜひとも挑戦してみてください。

そうじゃなくて、給料を増やしたいだけなら訪問看護ステーションとかに転職すると、けっこう簡単に給料増えますよ。

少しでも給料の良い職場に転職したいなら、絶対に転職サイトに登録したほうが良いです。

転職サイトの情報量はハンパないですからね。

僕も登録して、今の職場に就職することができました。

ちなみに僕がオススメする転職サイトは、直接メッセージくれた方にこっそりお伝えします。

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