作業療法士 転職

作業療法士の転職が有利でうらやましい件について

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僕は理学療法士ですが、転職の求人案件を見ていると作業療法士っていいな〜と感じます。

というのも、転職サイトを見ていると理学療法士だけ募集っていう求人は少ないですが、作業療法士だけ募集っていうところは結構あります。

作業療法士は理学療法士に比べて、まだ足りてない病院、施設も多く求人数が多い印象です。

ご存知かもしれませんが、理学療法士って作業療法士の1.8倍くらいの人数がいます。

理学療法士は、まさに掃いて捨てるほどいるw。

転職、就職において需要と供給のバランスってやっぱり大切です。

売り手市場の方が当然給料も高くなりやすいし、給料以外の待遇面でも交渉の余地があります。

そういったことを考えると、作業療法士ってうらやましいなぁって感じます。

今回は、この作業療法士の転職がうらやましい件について、掘り下げて考えていこうと思います。

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作業療法士と理学療法士の転職 やばいのは間違いなくPT

作業療法士と理学療法士では、需要があるのは間違いなく作業療法士です。

ただ、理学療法士も新卒の就職口がないとか、もう転職できないっていうほどの状況でもないですよね。

でも、僕がPTの大学に入学したとき、歓迎会で先生から「キミたちが4年生になる頃には、就職が厳しくなってるかもしれないぞ」と言われ、ビビっていた記憶があります。

それがもう10年以上も前のことです。

結局、4年生になって就活するときにも、それからまた何年もたった今も就職口がないなんてことは聞きません。

これってなんでだと思います?

僕は、回復期の病院が受け皿になっているからじゃないかと思っています。

ひと昔前に比べて、回復期病院って増えたと思いませんか?

経営のやばくなった病院が回復期のリハ病院に変わって、経営状態を安定させているという噂もちょいちょい聞きます。

完全にリハ病院になっていなくても、リハ職を多く雇って回復期部門を充実させているところも多いです。

回復期だけじゃないですが、リハビリって基本的にやればやっただけ儲かるシステムですよね。

だから、わんさかいる新卒のリハ職をたくさん雇って、たくさん単位をとらせれば、それだけ儲けが出るという感じです。

この収益に支えられてる病院って結構あると思いますよ。

 

でも、今後はこのやり方が通用しなくなってきます。

ひとつは病院から在宅医療への流れが加速してるということが原因です。

団塊の世代が後期高齢者になるのが2025年です。

今のように大勢が入院していたら、日本中で病床数が足りなくなってしまいます。

ですから、入院期間を短縮して在宅で医療を行うことで、国はなんとかしようとしています。

そこで、その受け皿となるのが在宅医療です。

地域の開業医などと連携をとり、可能な限り家で医療を受けるようにしていきます。

これにより、足りないベッド数を補い、国の財政を圧迫している医療費の削減にもつながると考えられており、国にとって重要な政策となっています。

在宅医療が充実してくると、急性期病院の受け皿となっていた回復期は当前、事業縮小を迫られます。

要するに、家で生活できるくらいの人は家に帰って、そこで医療を提供してもらいましょうということです。

「回復期いらないんじゃね?」って話です。

もちろん回復期が消滅するということは考えにくいですが、一部の重症の患者を受け入れるだけに今後なっていくのではないでしょうか。

そうなると、今みたいに大量のリハ職は要りませんって話になってきそうですよね。

 

実際に、在宅医療へと移行する一環として、回復期病院の在院日数を少なくする方向へ誘導されています。

回復期にお勤めの方はご存知の通り、少しずつですが成果主義が導入されつつありますよね。

この縛りは、おそらく診療報酬の改定ごとにきつくなっていきます。

リハが稼ぎの中心となっているリハビリ病院は、ジリ貧で苦しくなっていくでしょう。

ビジネス用語で薄利多売という言葉がありますが、これは少ない利益のものをたくさん売ることで、まとまった稼ぎにするという意味です。

回復期のリハは、すでにこのビジネスモデルとなっています。

ですから、たくさんのリハ職を雇い、それによってなんとかまとまった利益を出しているという状態です。

病院の経営者がうまく舵取りして、在宅医療の分野の仕事を増やしていければ良いですが、一歩間違えると潰れる病院があってもおかしくないと思います。

あるいは潰れるまではいかなくても、病院の収益が減れば、職員の給料も減ります。

すると、セラピストたちはそんな安い給料でやってられるか、ってことで転職を希望する人が激増することが予想されます。

でもそのときには、日本中どこも似たような状態となっていますから、転職するところはありません。

このとき、もっとも深刻になるのは理学療法士でしょう。

前述した通り、作業療法士は精神科領域がありますし、理学療法士よりも人数が少なく希少性があります。

言語聴覚士は今でもまだ引っ張りだこですから、こちらもなんとかなる可能性が高いです。

「理学療法士はもうたくさんいるので、いらないです。」と門前払いされるようになるのが目に見えています。

理学療法士の僕としては夢に出てきそうなほど、恐ろしい話ですね。

 

作業療法士の有資格者も増加中。うかうかしてられない。

作業療法士は精神科領域の仕事があるってのは大きいと思います。

精神科領域ってリハ職の中では事実上、作業療法士の独占みたいなところがありますからね。

それに、理学療法士の職域って、作業療法士でも代わりにやろうと思えばできますよね。

こんな風に書くと、作業療法士でよかった〜なんて思うOTの方もいるかもしれません。

しかしそれは、理学療法士と比べてまだマシというだけにすぎません。

 

忘れてはいけないのは、リハビリ職全体が危機に瀕しているということです。

回復期の衰退も心配ですが、より心配なのは団塊の世代亡きあとです。

団塊の世代が75歳を迎え、後期高齢者になる2025年問題はすでに上記した通りです。

そこからさらに10年たって、2035年になると団塊の世代が85歳に達し亡くなる方も多くなります。

すると、病院のベッド数も医療従事者数もそれまでほど必要なくなります。

このとき、本当にリハビリ職はヤバくなると思います。

潰れる病院もあるでしょうから。

すると当然、失業者も出るでしょう。

 

いま50歳前後のセラピストは退職したあとのことですから気にしなくても大丈夫ですが、いま30歳前後の人は2035年には50歳手前くらいでしょうか。

子どもがいればちょうど大学に入る頃です。

家を購入していればまだローンも残っています。

そんなときに失業したら目も当てられません。

でもこの想像は、あながち間違いではないと僕は思っています。

作業療法士の方は、これからしばらくは求人があるでしょうけど、2035年の世界ではどうなっているかわかりません。

今から対策をとっておいた方が良いでしょう。

 

これから伸びるのは在宅医療

国は今後も在宅医療を推進していく見通しです。

であれば、早くからそこにたずさわっておくのは一つの手だと思います。

団塊の世代亡きあとも、日本の人口分布は少子高齢化が続く見通しです。

ならば、やはり医療費のかかる高齢者は病院に長く置かず、在宅医療を中心に治療していくことが予測されます。

在宅医療はこれから伸びていきますし、将来的にも需要があると考えらえます。

リハビリ職で言えば、訪問リハビリがそれにあたります。

そう考えると、早いうちに訪問リハビリに移っておくというのも、良い対策になるのではないでしょうか。

在宅医療の分野はまだ担い手が少なく、訪問看護ステーションからの求人は常にある状態です。

早くからそこに就職してしっかり実績を残していけば、その組織で中心人物になれるでしょう。

 

また、今後は医師のいるところからの訪問リハビリが優遇されていきます。

ですから、もし可能であれば、医療機関からの訪問リハビリの方がいいです。

ただ医療機関では、給料を病院勤務の人と合わせるので、訪問看護ステーションに比べて見劣りすることもあるでしょう。

その点、訪問看護ステーションでは収益が給料に反映されるので、現時点では給料で有利な可能性があります。

このあたりのことは、その職場によって変わってくるところですので一概には言えませんが、こういった傾向があるのは確かだと思います。

医療機関なら将来的に安心かもしれない、訪問看護ステーションなら現状の給料がいいかもしれない。

どちらにしても、一長一短があります。

自分が何を大切にして職場を選ぶのか、一度よく考えてみるのが良いでしょう。

いずれにしても、転職するのであれば早い方がいいです。

年をとると、だんだんと転職が難しくなります。

特に医療業界は今後どこも経営が厳しくなっていくことがわかっていますので、早い方が条件はよくなりやすいでしょう。

もし転職を考えるなら、まずは転職サイトに登録することをお勧めします。

転職サイトでは、たくさんの求人情報を抱えています。

自分の希望の勤務地、年収、仕事内容を伝えれば、それに一番近いところを紹介してくれます。

自分で探そうと思っても限度がありますからね。

転職サイトを使った方が効率的だと思いますよ。

ちなみに僕がオススメする転職サイトは、個別にお伝えするので興味がある人は直接メッセージください。

 

まとめ

さて、今回はちょっと怖い未来の話を書きました。

本当にこんな未来になるのかは、誰にもわかりません。

でも現実的に考えれば、リハビリ職が今後厳しくなっていくことは明らかでしょう。

不安だ不安だと言って、行動をしないのでは意味がありません。

自分の頭で考えて、自分の人生を設計していきましょう。

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