訪問リハビリ 求人

訪問リハビリ求人に応募するときの注意点はこれだ!

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訪問リハビリを志望する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ職は、だんだんと増えてきています。

事実、僕が働く職場も就職したときは1人職場でしたが、今は3名のリハスタッフが在籍しています。

他の事業所でもリハスタッフの人数は増加傾向にあります。

訪問リハビリというとかつては、大学院生がバイトでやるものというイメージであったり、産休明けの女性がパートで働く場所というイメージを抱く人も多いかもしれません。

そして、かつての訪問リハビリの待遇は、時給4,000円や5,000円という、驚くほど高時給の仕事だったそうです。

今や、時給1,000円代でアルバイトを募集をしているところもあるので、落ちたものです。

 

それにもかかわらず、訪問リハビリを志望する人が多いのは、それ以上に病院や施設で勤務するセラピストの待遇が悪化しているのが一因でしょう。

また金銭的なこととは別にして、生活期というのは、リハビリの終着点でもあり、療法士として経験しておきたいという思いを持った人もいます。

僕は、訪問リハビリに従事する前に急性期、回復期病院での経験がありましたが、生活期でこそこれまでに培った知識や経験が生きていると感じます。

急性期で培った周術期管理の知識や、回復期で培った身体機能と環境面の両側からのアプローチなど、生活期で働くとこれらをフル動員することになります。

訪問リハビリの現場では、まさに生活を、ひいてはその人の人生をリハビリしているという感覚を持つことができます。

そんな訪問リハビリですが、残念ながらどこに就職してもうまくやっていけるというわけではありません。

しっかりと訪問リハビリの業務内容を理解し、どのような事業所で働くかを検討するべきです。

事業所選びに失敗すると働きにくいだけでなく、将来的にその事業所が立ち行かなくなってしまうことも考えられます。

訪問リハビリの求人は今はまだ多いので、売り手市場ですが、今後ある程度の人数が確保できてくると買い手市場に転じていくと思われます。

ですから職場を選びやすい今こそ、ハズレを引かずに良い職場に就職することが大切です。

ハズレを引いてまた転職したいと思っても、田舎では施設間のつながりがあったりしてやりにくくなりますし、都会でもあまり近所だと前の職場と関わることもあるかもしれません。

そして何より、かなりの精神力を使います。

転職経験のある方はおわかりだと思いますが、円満に退社して、次の職場に移るというのはとても神経を使うものです。

なるべくなら、同じ職場で働いていた方が楽にやっていけます。

また、訪問リハビリはある程度の経験を積んでから始めた方がいいとよく言われますが、これには僕も賛成です。

訪問先ではすべて1人で対応しなければならないため、ある程度の経験と知識を積んだセラピストが対応するべきだと考えています。

ですから個人的には、新卒で訪問リハビリというのはおすすめしません。

ではどのくらいの経験年数になれば、訪問リハビリに転職できるスキルが身についたと考えると良いでしょうか。

それについては、のちほど詳しく解説していきます。

 

今回の記事では、訪問リハビリの求人に応募するときに知っておくべき注意点について解説していきます。

訪問リハビリに転職したいと思っている人は、後悔しないためにもぜひチェックしてください。

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まずは訪問リハビリの仕事を理解する

冒頭では、給料面、やりがいなどの面から訪問リハビリへの転職希望者が増えていることを紹介しました。

実は、こういった療法士側の理由とは別に、訪問リハビリの求人数が伸びている理由があります。

それは、国による在宅医療の推進です。

病院の在院日数を短縮し、在宅医療にシフトしていくことが国から推奨されています。

そして、この流れは今後より一層強くなっていくと考えられます。

その目的は、膨れ上がる医療費を抑えるということにもありますし、自宅で生活することが一番のリハビリになるという考え方もあります。

その在宅医療の担い手のひとつが、訪問リハビリです。

こういったことを理由にして、訪問リハビリの求人数が増えているのです。

在宅医療を推し進めていくと当然、医療依存度の高い方を訪問リハビリで担当することも出てきます。

事実、一昔前なら、まだ病院に入院していただろうという人を担当するケースが増えてきました。

その分、セラピストの力量も必要になってきますが、これには良い面もあると思います。

早くから自宅に帰ることで、気持ち的にも落ち着きやすいですし、何より体を動かす機会が増えます。

入院しているとほとんどベッド周囲で過ごし、運動といえばわずかにリハビリがあるくらいです。

ところが、自宅ではなんだかんだと用事を思い出して動き回る人が多いです。

転倒対策などの環境面がしっかりしていれば、これは良い運動になります。

在宅生活が一番のリハビリと言われるゆえんは、こういうところにあるのだと思います。

ですから訪問リハビリでは、リスク管理をしながらリハビリを行い、そして環境設定も行うことも仕事のひとつです。

いわば、病院と自宅の橋渡しをスムーズにする役割とも言えます。

回復期でやっていることを自宅でやっているようなものですね。

ですから、訪問リハビリには相応の経験が必要になってくると私は思っています。

続いては、訪問リハビリに必要な経験年数について書いていきます。

 

訪問リハビリへの就職に必要な経験年数

若いセラピストが訪問リハビリへの転職を検討している時に、不安に思うのは「経験」についてではないでしょうか。

「経験年数が短いのに転職して大丈夫かな」と思っている人も少なくないようです。

僕が思うに、経験はあるに越したことはないけど、臨床で1年以上の経験があればやれるんじゃないかと思います。

もちろん適性はあると思いますし、1年の臨床でどれだけ熱心に取り組んできたかにもよると思いますが。

僕は急性期、回復期の経験があり、訪問リハビリではどちらの経験も生きていると感じます。

急性期で勉強してきた周術期の管理や、それぞれのオペに合わせたリハビリの経験があることで、医療依存度の高い方を担当したときにも落ち着いて対応できています。

訪問リハビリに従事するにあたって、多くの人が不安と答えるのは、緊急時の対応についてだと思います。

病院勤務のリハビリ職は何か異変があったら、主治医か看護師に申し送りをすると言うことが多いです。

病院勤務で、緊急に処置が必要かどうかを自分で判断することはほぼありません。

しかし、訪問リハビリの現場では救急車を呼ぼうかどうしようか迷う場面が、長くやっていればいつかはやってきます。

訪問リハビリへの転職を考えている人は、こういったことを不安に感じているのではないでしょうか。

ですがこれも、緊急時の対応についてのフローチャートさえ頭にしっかり入っていれば、それほど難しくはないでしょう。

臨床での経験年数というよりも、緊急時の対応について勉強しているかどうかだけの差になってきます。

言い換えれば、いくら経験年数があったとしても、緊急時の対応について勉強していなければ、うまく対処することができないと思います。

ですから、このあたりにのことについては経験うんぬんというよりも、いかにしっかりと勉強しているかが大切になります。

それから今、訪問リハビリに従事している私からすると、回復期での経験がとても生きていると感じる場面が多くあります。

回復期では実際の生活場面を想定して、ADL能力を上げるアプローチを行っていきますが、訪問リハビリではそれを実際の生活場面で実施することができます。

回復期の病院でそれをやろうと思うと、想像力を働かせながら環境を設定して練習するようになりますが、在宅ではまさにその練習すべき環境が整っているので、そういう意味でより実践的なリハビリが提供できます。

これはむしろ、訪問リハビリならではメリットと言えるのではないでしょうか。

こういった課題志向型のアプローチは、回復期で働いていたときに頭を働かせながらやっていたことなので、それが糧となり今に生きていると思います。

こういったことを考えても、急性期や回復期での経験があると、よりすんなりと訪問リハビリの仕事をやっていくことができると思います。

しかし、リハビリの仕事は常に勉強していくものです。

どの分野で仕事をしていても、失敗してまた勉強してを繰り返していくものです。

ただ、最低限やっちゃいけない失敗というのはありますので、それを勉強する期間が1年の臨床かなと僕は考えています。

だらだらと3年同じ職場で働くよりも、1年集中して働いて、希望の職場があるならそこにスパッと移るのもいいでしょう。

最初の1年は 学ぶことも多いですが、そのあとは自分で考えてやっていくことが基本となります。

ですから、1年経験したら一人前で訪問リハビリでもやっていけると考えるのではなく、勉強をする場が訪問リハビリに変わるだけと考えると良いと思います。

 

給料について

給料は求人票を見るときに、まず目が行くところではないでしょうか。

実際、仕事ってキレイごと抜きでお金のためにやるものです。

だっていくらやりがいのある仕事でも、明日から給料出ませんよって言われたら仕事に行きませんよね?

お金がないと、結婚しても妻や子どもを養っていくことはできません。

ここはシビアに考えましょう。

幸い訪問リハビリは他の職場と比べて、給料が高い傾向にあります。

ですが都市部と田舎では、給料格差があります。

ただこれは、訪問リハビリに限ったことではありません。

例えば田舎の理学療法士、作業療法士の求人は年収300万円程度のところもザラにあります。

田舎でも大きな回復期の病院があって、在職期間が長くなれば年収400万円程度にはなるでしょうが、ヒラ理学療法士では、その辺りが頭打ちでしょう。

田舎は厳しいですね。

訪問リハビリの給料ですが、都市部だとインセンティブありで年収600万円以上も可能です。

実際に600万円以上稼いでいる人もいます。

田舎だと、年収400万円前後といったところです。

僕が調べた限り田舎の訪問リハビリでインセンティブがもらえるところは少ないです。

ちなみに、インセンティブとは、訪問件数が規定数以上に達すると、その後は出来高払いで給料に上乗せされるものを指します。

つまり、田舎では固定給でいくらたくさん働いても給料は上がらないということです。

ここまで話すと田舎で訪問リハビリをやるのが嫌になりそうですがw。

でも、地方だと年収300万円そこそこの病院も多いですから、400万円前後の年収がもらえたら御の字ではないでしょうか。

理学療法士って基本的に昇給が少ないので、将来の給料のことよりも今もらえる給料のことを考えて就職した方がいいです。

今後、急性期だろうと回復期だろうと訪問だろうと、どこにいても保険点数は下がっていきます。

すると理学療法士の稼ぎも悪くなるわけですから、給料も上がらないどころか下がることも十分考えられます。

現に、その流れですよね。

ですから、将来のことよりも今もらえる給料を考えて就職するのが良いという結論になるんですね。

それから、田舎の訪問リハに従事するメリットは定時に帰れるところが多いということです。

都市部の訪問リハビリでは、給料がいい代わりに、訪問件数もそのぶん多いです。

ひとりで1日10件回ることもあるようです。

例えば40分間リハビリして20分移動を繰り返したとすると、昼休憩なしでぶっ続けでも10時間かかります。

正直、倒れないか心配なハードさです。

その点、田舎の訪問リハビリは1日あたり5〜6件程度の件数なので、早く帰宅して家族とのんびり過ごしたり、自分のために時間を使うことができます。

時間か給料かどちらを取るかですね。

 

運営している事業所について

その事業所を運営している人がどんな人か見ておくことも大切です。

具体的には経営者と事業所の管理者を見ます。

まず経営者です。

訪問リハビリの業界には、医療介護分野に疎い人も意外といます。

この場合はちょっと心配です。

医療介護の業界は薄利多売(少ない儲けを数でカバーすること)ですから、多角的にやっていく意思がないところだと、訪問リハビリの収益が落ちると即潰れてしまう可能性があります。

また、儲け主義のところは今後保険点数が下がったり、何か問題が起こると撤退の方向性を示すこともあります。

しっかりビジョンを描いて、自分たちの仕事で社会にどう貢献していきたいのか考えている人が社長でなければ不安です。

それを確認するには、今後の事業展開について聞いてみるといいです。

「訪問看護事業で細々とやっていこうと思ってます」と言われたら、僕なら不安ですね。

 

また、管理者の人とも話しておきましょう。

この人が直接の上司になる人ですね。

職場によってリハビリ職を「先生」と呼んで立ててくれるところと、反対に言葉は悪いですがひとつの「駒」としてみているところがあります。

いうまでもありませんが、立ててくれる職場の方が働きやすいです。

「先生」と呼ばれるのが良い悪いは別にして、やはりリハビリ職側の意見を尊重してもらえると働きやすいですし、より良いリハビリも提供しやすくなります。

こういったところを見ておくことも大切ですね。

 

事業所を訪れるということは、見学または面接のときでしょう。

そのときには、待遇については最初にしっかりと話をしておくべきです。

経営母体が一般の会社の場合は、お金の話をしても嫌な顔をされにくいです。

逆にこのあたりのことを聞いてもはぐらかされるようであれば、そこはやめておいたほうが良いでしょう。

 

それから、居宅介護支援事業所を抱え込んでいるところの方が経営が安定しやすいです。

居宅介護支援事業所には、ケアマネージャーがおり、そこに訪問リハビリの依頼が舞い込みます。

居宅介護支援事業所と訪問リハビリが併設されていれば、優先的に仕事を回してもらえるようになるので、安定的に仕事が入りやすいです。

ここを外部に頼っていると、最悪紹介してもらえず仕事がないという状況になりかねません。

もちろん外部に居宅介護支援事業所がある場合でも、そこと強いパイプがあれば問題ありません。

このあたりのことも見学、面接時などに聞いてみましょう。

 

業務内容について

訪問リハビリでは各家庭を回ってリハビリをするようになります。

そのときの交通手段は自動車かバイクです。

都市部では自転車というところもあるようですね。

もし、自転車で訪問となると結構体力を使うことは容易に想像できますよね。

都市部では駐車場の問題から、バイクや自転車で訪問することが多いようです。

この場合、暑い時期、寒い時期、雨の日などは大変です。

体力勝負になることは必至ですので、体力に自信のない方は自動車で訪問できるところを選びましょう。

ちなみに田舎では、自動車での訪問が多いです。

土地も広いことが多いですし、交通量がないところならちょっと駐車していても取り締まられにくいですしね。

この点は田舎の方が楽ですね。

自動車なら雨風がしのげるのはもちろん、エアコンも使えますからね。

ちなみに訪問時に使う自動車やバイク、自転車は事業所のものを使えることが多いですが、中には持ち出しになる所もあるようです。

持ち出しになる事業所では、経費削減のためにこのようにしているようで、削減しているぶん給料を多めにしているところが多いです。

ただ、事故が起こったときが心配ですから、保険についてはしっかりと確認しておきましょう。

訪問時の移動手段は、仕事の負担を考えるときに重要な要素になりますので、必ず就職前に確認しておきましょう。

 

まとめ

訪問リハビリの求人に応募するときの注意点についてまとめました。

在宅医療というのは、リハビリの力量が試されるところでもあるので、やりがいがあります。

また訪問リハビリは今、リハビリ職の中で最も給料の良い分野です。

こいうったことから、志望する人も多い分野です。

ですが今はまだ人手が足りていないため、総じて高待遇です。

今のうちに就職しておいて、その事業所で中心人物になっておけば、今後理学療法士の待遇が悪化しても、リストラなどの危機を遠ざけるのに役立つでしょう。

それから、もし転職するのであれば必ず転職サイトを利用するようにしましょう。

自分で探していると、他の職場と比べてどうなのかというのがわかりにくいです。

その点、転職サイトには求人情報が豊富にあるので、あなたの希望な合致した職場を見つけられる可能性が高まります。

ちなみに僕がオススメする転職サイトは、個別にお伝えするので興味がある人は直接メッセージください。

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